法改正・判例情報
2014.07.25
永住外国人は生活保護法の対象外 最高裁判決
永住権を持つ外国人が生活保護法の対象となるかどうかが争われ
ていた訴訟で、最高裁判所(第二小法廷)は、受給権を認めた高裁
判決を取り消し、「外国人は生活保護法の対象ではなく受給権も
ない」との判断を示した。これまでも各自治体の裁量により外国人への
措置をとっており、実務上の影響はないものとみられる。
永住権を持つ外国人が生活保護法の対象となるかどうかが争われ
ていた訴訟で、最高裁判所(第二小法廷)は、受給権を認めた高裁
判決を取り消し、「外国人は生活保護法の対象ではなく受給権も
ない」との判断を示した。これまでも各自治体の裁量により外国人への
措置をとっており、実務上の影響はないものとみられる。